皆さんはもうマイナンバーカード作りましたか?
締め切り間際の2月頃駆け込みで作られた方もたくさんいると思います。
さすがにマイナポイント20,000円分はお得でしたしね・・・・。
この際ならと1,2歳くらいのお子さんも作ってましたね。
でも手元に届くまで一か月ほどかかるし、申請に行くのも混みあって大変でしたね。
子供達にはまだまだ意識がひくいので、
「20,000円分ペイペイポイントでもらったら結構使い道あるよ」と目の前に人参ぶら下げて作らせました(笑)
さて2023年4月から始まった医療機関でのマイナ保険証の受付業務。
もうすぐ1か月になりますが、正直窓口はバタバタです。
結論としては、せっかく作ったのだから医療機関にかかる場合は必ずマイナンバーカードを持参して利用しましょう。
今現在忙しい病院などでは、「マイナ保険証で受付しますか」などご丁寧に聞いてくれる病院ばかりではないので、自分から率先して「マイナ保険証で受付します」旨を伝えましょう。
「まだ保険証と紐づけていない」おっしゃる患者さんがいらっしゃいますが、カードリーダーで受付するときに紐づけられますので、心配しなくても大丈夫です。
マイナンバーカード=マイナ保険証となります。
ここでは、医療機関目線と患者目線から見た実態と本音をお話したいと思います。
患者目線として
≪初診≫
月初め保険証で受付する⇒4点加算
月初めマイナ保険証で受付する⇒2点加算
≪再診≫
月初め保険証で受付⇒2点加算
月初めマイナ保険証で受付⇒加算なし
最大で20円違ってきます。
特に何か所も病院に行ってる患者さんは月初めはマイナ保険証を使った方がいいですよね。
1.マイナンバーカードをビニールから取り出しカードリーダーに入れる。
2.顔認証か暗証番号のどちらかを選択する。
3.その後に続く何回かの質問を画面タッチしながら回答し終了する。
簡単に言ってしまえばこれだけなのですが、半分くらいの患者さんはすんなりいきません。
理由として
- 顔認証がなかなか反応しない
- 暗証番号を覚えていない
- カードリーダーが設置してある場所によっては車いすや子供たちはカード認証が出来ないなど・・・・
特に3番目の高さの問題となると暗証番号の一択しかありません。そんな時「暗証番号忘れた!」と言われたらもう無理なので、「では保険証でお願いします」と言うしかない・・・。
カードリーダーが読み込めたあとは、受付側でパソコンの資格確認をします。
変更や更新情報があればそのデータも更新させます。
そして初めてマイナ保険証の受付完了です。
患者さんの本音は、
「マイナ保険証より今までの保険証の方が窓口に出すだけで簡単よね」
「マイナンバーカードをなくした大変なことになるから家にしまってある」
などという患者さんの声をたくさん聞きます。
ではなんのために作ったのでしょう・・・。
「近い将来保険証が使えなくなってしまう時が来るから」
「マイナポイントがもらえるから」
また逆に個人情報も漏れてしまうことに抵抗があって作っていないという患者さんも意外と多く見受けられます。
マイナ保険証はまだまだ賛否両論ですね・・・。
でも遅かれ早かれ作ることになると思うので頑張って作りましょう。
医療機関目線では、
日々の受付業務に加えてマイナ保険証受付も始まり、事務処理が楽になるどころか今は明らかに処理が増えていて大変な状態です。
2023年4月にマイナ保険証義務付けられましたが、現在カードリーダーの不具合やパソコンの操作などでのエラーなどでスムーズに処理が流れず時間がかかってます。
ちなみに現在明細書には、「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」という言葉で診療
点数が加算されてます。
最初の方で記載した点数で加算されているか確認してみるのも良いかと思います。
経過措置の時期のため、きちんと理解された上でマイナ保険証を使うことをお勧めします。
開業医ではありませんので、受付の私がすべて最初から設置まで一人で進めました。
結構大変でしたね。
マイナ保険証のカードリーダーを設置するには手間もお金もかかるので病院は忙しい中準備するのはとても大変です。
でも当院はあまりにも早かったので、今ほど患者さんもマイナ保険証の関心がなく、たまにマイナ保険証で受付する患者さんを見かける程度でした。
早く皆さんが同じベクトルでマイナンバーカードを作り世の中に浸透していけることを願います。
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